階段を上るたびに、未来の健康を貯金している

エスカレーターより階段を選ぶ理由
僕は、目の前に階段とエスカレーターがあれば、必ず階段を選ぶと決めています。
これはちょっとしたこだわりですが、続けていると意外と深い意味があることに気づきました。
■ 階段を選ぶメリット

カロリーを消費できる
エスカレーターで棒立ちしていても、消費カロリーはほぼゼロ。
でも階段なら自然と運動になり、カロリーも消費できます。
大まかに階段上り1階分(約10段)あたり約17kcal・下り約8kcal消費できると言われています。
もし通勤時に全て階段を使用した場合、自宅が3階・駅が2階・職場2階と仮定すると1日合計約175kcal(約おにぎり1個分)消費できます。
階段を選ぶだけで筋力増強・ダイエットになります。
精神的なトレーニングになる
「楽な方」ではなく「しんどい方」を選ぶクセがつくと、自然と自己成長につながると信じています。
階段のような小さな決断でしんどい方を選べるようになると、もっと大きい決断をする時にしんどい方を選べるようになります。
無意識に避けてしまうしんどいことにこそ成長が隠れていると思います。
混雑を避けられる
エスカレーターで歩かれるとさすがに負けますが、普通に乗ってる人よりは階段の方が早く着くことも意外と多いです。
特に都心駅ではエスカレーター乗り口が混みやすく、階段で颯爽と上がる方がスムーズで気持ちいいです。人混みを避けて颯爽と階段から上がっていくのは、なんならちょっとした“無敵感”すらあります(笑)
■ 階段を上る“マインド”

いくらメリットがあると言ってもいきなり毎回階段を使うのは難しいと思います。
そこで、僕なりの階段を上がるマインドセットを紹介します。
「階段を10段上がれば、その分だけ将来の健康寿命が延びる」
たとえば、階段を上らない生活をしていたら、80歳以降は杖や車いすが必要になるかもしれない。
でも、今100段上がれば、80歳+100日間、健康に歩ける未来が手に入るかもしれない。
そんなイメージで、今日も階段を選んでいます。
■ 最後に

階段を選ぶのは、ほんの小さな選択かもしれません。
でも、その積み重ねが、体力にも、精神にも、未来にもきっといい影響を与えてくれると信じています。
もし次に階段とエスカレーターが並んでいたら、ぜひ階段を選んでみてください。
ちょっとだけ、自分に勝てた気がして、気持ちいいですよ。